東京駅丸の内駅舎の保存・復元(復原)工事に伴い

改装が行われていた東京ステーションホテル。

このホテルが10/3、リニューアルオープンです。

リニューアルに伴い、歴史あるホテルは客室を一新。

東京駅丸の内駅舎の中に入る同ホテルは、駅舎の総面積の約半分を占めていて、

東京駅直結という利便性の高さが魅力です。

東京ステーションホテルは、かつての文豪、川端康成や松本清張が愛し、

そこに泊まり執筆活動を行っていたそうです。

特に松本清張は同ホテルの「209号室」を愛用。

新装されたホテルには209号室はないものの、

ファンの間では同じ部屋に泊まりたいという声も多いことから

ホテル側はそういったファンに対し、

ほぼ同じ位置の2033号室に可能な範囲で案内するそうです。

 

ところで、リニューアル後は、同ホテルの宿泊料金がぐっと上がりました。

どの位なのでしょうか?

「クラシック」(23㎡~)が3万30円~。

「スイート」(72㎡)が20万7,900円~。

・「ロイヤルスイート」(173㎡)が80万8,500円。

一泊で80万8,500円ですかぁ・・・思わずため息が出てしまうような値段ですね。
(私個人的には、そんなお金があったら別の使い道を考えますけど・・・苦笑)

一番格安の部屋でも3万30円(30円というのが微妙・・・)ですから、高級志向のホテルという感じですね。

ちなみに東京ステーションホテルの象徴だった長い歴史を持つバー「オーク」も同じ名前で再開します。

その「オーク」で長年、名バーテンダーとして活躍し、

東京ステーションホテルの名前を広めるきっかけにもなった杉本寿さんが、

新しくなったバーでもカウンターに立ちます。

杉本さんは「これまでいらしてくださっていたお客様はもちろん、

新たにいらっしゃるお客様にとっても居心地の良い、お店を目指したいと思っています」と話しています。

その他のレストランも伝統を受け継ぎつつ新たな装いで生まれ変わりました。

約一世紀に渡り、世界の賓客や名だたる文豪達をもてなしてきた東京ステーションホテル。

姿を変えてよみがえった今も、変わることなく東京を訪れる人々を大切にし、

これからも東京の中心・丸の内の街を見守り続けていってくれることでしょう。

↓一泊80万8,500円の「ロイヤルスイート」の室内写真