エレファントカシマシ(エレカシ)が2日、ボーカル・宮本浩次(46)が突発性難聴のため、

活動を一時休止することを発表しました。

突発性難聴とは、特別の原因なしに突然に発病する難聴です。

耳鳴りや耳の中が詰まった感じ、

めまい、嘔吐(おうと)などの症状を伴うそうです。

ふつうは片耳に起こるもので、ある日突然、耳鳴りがして耳が聞こえなくなったりします。

この病気の怖いところは、原因が不明であることと、

病気の経過や予後(結果)がわからないというところにあります。

症状が軽くなっても、耳鳴りが10年~20年続く人もいれば、最悪ずっと耳が聞こえなくなってしまう人もいるのです。

ただ、今言われていることには発症の大きな原因となるのは「ストレス」や「疲れ」だということです。

過去、この病気を発症した有名人では浜崎あゆみさんがいます。

当時彼女は人気絶頂で忙しく、ライブも決行され、片耳が聞こえないと言うのに、歌を歌わなければならず

相当苦労したようです。

他にこの病気を患った方にはこんな人たちがいます。

・坂本龍一(作曲家)

・平松邦夫(元アナウンサー)

・藤あや子(歌手)

・萩原聖人(俳優)

・箕輪義信(サッカー選手)

・田口壮(プロ野球選手)

・桑田真澄(プロ元野球選手)

・フィル・コリンズ(イギリスの有名歌手)

・布施明(歌手)

・井上順(タレント)

・相田翔子(タレント)

など・・・けっこういるんですね。意外に身近な病気なのかもしれません。

 

もし万が一この病気を発症したら(突然耳鳴りがして片耳が聞こえなくなる)一刻も早く病院へいくことです。

早く薬を飲んで治療を受けることが早い回復への近道です。

発表によると、宮本さんは左耳が聞こえづらくなったため、9月1日に医師の診察を受けました。

そして突発性難聴と診断されました。

一時は左耳の聴力がほぼ失われる状態まで進行したため、9月5日に手術を受けています。

術後の経過は順調で、日常生活を送るうえで支障はないところまではきているようですが、

「長時間、全力で歌うまでには回復していない」とのことです。

病気の経過や予後(結果)がわからないだけに一番不安なのは宮本さん自身でしょうね。

歌手活動を休止しなければならない悔しさもさぞかし大きなものでしょう。

宮本さんの一刻も早い、良好な回復を願っています。