18日夜、静岡県磐田市で突風が吹き、40棟以上の住宅などで瓦が飛ばされるなどの被害が出た。
そのことを受け、磐田市は詳しい被害状況を確認するため午前中から現地調査を始めた。
静岡県磐田市では、18日午後7時ごろから午後9時ごろにかけて、
上野部地区、中泉中央町地区、上大之郷地区の3つの地区で突風が吹き荒れた。
これまでの市の調査により、上野部地区を中心に少なくとも46棟で住宅の瓦が飛ばされたり小屋が倒れるなどの被害が確認されている。
上野部地区では49歳の男性が割れたガラスで軽いけがをした。
被害を受けた地区では、19日朝から修復作業を始める人たちの姿が見られている。
彼らは壊れた屋根を修理したり、飛び散ったガラスを片づけたりしている。
ちなみに磐田市では現在も、詳しい被害状況を確認しようと、
職員が手分けをしてそれぞれの地区を回って建物の被害状況など調査中である。
それとは別に「気象台」からの発表によると、
「18日夜は南から湿った空気が断続的に流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっていて、
磐田市の上空では雨雲が発達して突風が発生しやすい状況だった」ということである。