10日午前11時半ごろ、東京都世田谷区野沢1丁目の路上で、

「50代くらいの女性が血を流して倒れている」と110番がありました。

その後、女性は病院へ搬送されるも死亡。

男は日本刀を所持しており、それで女性を切りつけたらしいです。

犯人の男は一旦どこかへ逃亡したと見られましたが、結局は切りつけた女性の自宅に逃げ込んだことがわかりました。

しかし、警察が発見したときには、その男も1階玄関付近で首などから血を流して倒れているところを発見されます。

男は病院へ搬送されたものの、まもなく死亡が確認されました。

近くには凶器とみられる日本刀が落ちていたそうです。

警察は事件の経緯を調べています。

どうも近隣トラブルが原因のようですが・・・。

それにしても、男はなぜ日本刀を所持していたのでしょう?

しかも元警視が日本刀を振り回すだなんて・・・、いくら言い争いがあったにせよ、

「日本刀で相手を切り倒そう」という発想がよく理解できません。

現場は、東急東横線学芸大学駅北西の閑静な住宅街。近くには世田谷区立旭小学校があるようなところです。

そんな場所で穏やかではない事件が起こりましたね・・・恐ろしいです。

私は、現場からそれほど、遠くない場所に住んでいるので、事件発生の一報に加え、

「犯人が逃亡している」というニュースを聞いたときは、正直怖いなと思いました。

 

凶器が日本刀ですからね・・・インパクトも強烈です。

皆さんの周りには「日本刀」を所持している知り合いはいらっしゃいますか?

私の周りにはいません。

日本刀を所有するには、世間では「免許が必要」とか「警察の許可が必要」等のように考えられている方も多いと思います。

でも実際には、いりません。

但し所有には「登録証付きの日本刀である」という条件が付きます。

もし登録証が付いていない(登録されていない刀)を所有していると銃刀法違反で逮捕されます。

逆に言えば、”登録証が付いた日本刀であれば「誰でも所有ができる」とうこと”なんです。

この事件では、すぐ人を切れたくらいですから、普段から刀のメンテナンスもきちんと行っていたと思われます。

 

でも、近隣トラブルですぐキレる(切れる・・・性格でも日本刀でも)世の中って、怖いと思います。

アメリカの銃社会ではなですが、それほど日本刀は日本では普及していないにせよ、

そういった凶器の扱いや所有に関して、

「登録証つきの刀であれば、誰でも持ってよいという現行の法律はちょっと甘いのでは?」と私は思います。

やっぱり所有するの人の「精神面などの確認」を行った上で、「免許」や「許可」を出していく必要もあるのではないかと、

疑問を呈します。