北野武監督が初の続編を手掛けた『アウトレイジ ビヨンド』が6日に公開し、
土日の『全国動員ランキング』(興行通信社調べ)で初登場1位を獲得ました。
まず、タイトルである『アウトレイジ』という言葉の意味ですが、
直訳すると「極悪非道」です。
そして『ビヨンド』の意味は、「~を超えた」(~の部分は普通ビヨンドの後にくる)というものですから、
今回の『アウトレイジ ビヨンド』とは、「何か」を超えた極悪非道という意味になります。
その「何か」が気になりますね。映画の中にその意味が隠されているのではないでしょうか。
さて、この映画はタイトルからも察することができるかもしれませんが、いわゆる、
「やくざ映画」です。
↓「アウトレイジ ビヨンド」の予告編《動画》
先日、『アウトレイジ』(「アウトレイジ ビヨンド」の前編)を観てみましたが、個人的な感想としては・・・、
けっこう過激だなと思いました。(ちなみに私はやくざ言葉とか暴力シーンとかはあまり得意な方ではないです。)
『アウトレイジ ビヨンド』(アウトレイジの続編)はまだ観ていませんが、もっと過激になっているなら、
私は観れないと思いますが・・・。
でも、今回の映画『アウトレイジ ビヨンド』の方は北野武監督いわく、
「女性も楽しめる映画に仕上がった」と自信を持っていますから、
女性である私でも、もしかしたら今度こそは、楽しめるかもしれません。
そういう意味では興味はあります・・・。
10/10午前(深夜)時点での『Yahoo映画』のレビュー評価ではこんな感じです。↓
☆「3.94」です。まぁまぁ良い感じではないでしょうか。
レビュー内容を読んでみると(詳細はあえて載せません、ネタばれもあるので)、
評価は高いものが多いですね。「面白かった」「さすが北野武監督」など・・・。
一部に「過激すぎた」などの声がある感じです。
どの映画でも言えることですが、前編である『アウトレイジ』を観て面白い、と感じた人が
続編を観て、「面白い」とレビュー・評価を書いている雰囲気がありますね。
続編も作れるくらいですから、元々『アウトレイジ』の評価や続編への期待度も高かったといえます。
『アウトレイジ』の興行成績は、円高のわりに数億円の興行成績ですから、
日本映画としては成功の部類に入っていると思います。
今回、新作の『アウトレイジ ビヨンド』の興行収入の方は、初登場1位ですから、
『ビヨンド ”前編の興行収入”』つまり、【”前編の興行収入”を超える】成績を飾る可能性も十分狙えますね。
ちなみに、北野武さんがお気に入りと言われている俳優さんは、
ずばり「桐谷健太」さんだそうです。情報ソースは10/9付のある夕刊紙。
↓桐谷健太さん
その夕刊紙には『北野武監督は「桐谷健太さんの演技」に関しては、一発OKをどんどん出していった』と書かれています。
西田敏行さんや、三浦友和さんなどの大物役者が揃う中で、沈みがちな若手役者(桐谷健太)さんですが、
北野武監督が、脇役の若手にも関わらず、
積極的に番宣(映画の宣伝のためにテレビに出演すること)に連れて行ったりしたことなどを見ていても、
この話はあながち嘘ではないなぁと思います。
ちなみに、桐谷健太さんは大阪の出身で、バラエティなどで時折、拝見すると、
さすが大阪出身だけあって「笑いのセンス」も、あるなぁと感じています。
そういった笑いのセンスなども、年上の大物に可愛がられる秘訣なんでしょうね。
それに人間としての「可愛げ」もあるんでしょうね。
『媚びてはいない』と正直思います。大物は見抜きますからね、『媚びてくる』人間というものを。
ところで、話は映画の感想に戻りますが、
先日、新作である『アウトレイジ ビヨンド』を観にいったばかりの、
私の知人(女性)にさっそく感想を聞いてみたら、
「映画館にいる99%が男性客だった。大物俳優も多く、さすがに面白かった」とのこと。
ちなみにその知人(女性)は北野武監督の大ファンであることから、
そのことを割り引いても、もう少し様子を見てから、怖いもの見たさで『アウトレイジ ビヨンド』を
私も、観てみようと思います。