10月1日、国内携帯電話3位のソフトバンクは

同4位のイー・アクセスを買収し、株式交換により、

完全子会社化にすると発表しました。

株式取得額は2,000億円になるとみられます。

ちなみに買収完了は2012年度末を目指しているそうです。

今回の買収でイー・アクセスの株価はどのくらいになるのでしょうか?

ソフトバンクの孫正義社長によると、

評価額1株5,200円(直近の時価1万5000円と比較して3.5倍程度の高い評価)とのことですから、

ソフトバンクの株価さえ下がらなければ、あくまで憶測ですが、

市場では50,000円くらいまで上がる可能性はあります。
(※あくまでも可能性ですので、投資は自己責任でお願いします。)

また、今回ソフトバンクがイー・アクセスを買収することによって

ソフトバンクユーザーにとってはどんな影響があるのでしょう。

携帯電話やネット通信へのメリット・利点はあるのでしょうか?

ソフトバンクは7月から「プラチナバンド」と呼ばれる900メガヘルツ帯の周波数の運用を始めましたが、

これでも大手2社(NTTドコモ、KDDI)に比べて利用周波数は少ないのです。

しかし、子会社になる予定のイー・アクセスは、1.7ギガヘルツ帯の周波数を持っている上に、

3月から高速携帯通信サービスである「LTE」というものを始めています。

既存の端末ではiPhone5のみがイー・アクセスの

(携帯電話部門であるイー・モバイルの)1,800メガヘルツ帯(Band3)を利用できる形になり、

現行よりは広いエリアで、

イー・アクセスの高速通信サービス「LTE」を利用できるようになるようです。

ソフトバンクは今後、「LTE」サービスを

iPhone5以外の端末でも対応させる計画で、サービスの拡充・強化を目指しているそうです。

つまり、今後はより多くの端末・より広いエリアで、

高速通信サービスが受けられるというメリット・利点が出てくるというわけです。

あと、もしも・・・、これはあくまで私の希望ですが、「利用料金も下げていただける」なんてことにでもなったら、

ユーザーにとっては、それが一番嬉しい話のような気がするんですけどね。
(↑これに関しては実現するかどうかは現時点では、わかりません・・・苦笑)

いずれにしてもこれから携帯電話会社各社はユーザーの奪い合いのために

相当厳しい競争を強いられるでしょうね。

どの業界にも言えることですが、企業の生き残りというのは本当に大変ですよね。

まぁ、そのおかげで、私達ユーザー(顧客)がいろいろ便利になったり、

メリットを受けられるようになることは、

大変、ありがたいことですが。

そういう意味では頑張っていらっしゃる企業様方には感謝ですね。