26日に心不全で亡くなった桑名正博さんの長男で、
ミュージシャンの美勇士さんが
29日「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演。
桑名さんが脳幹出血で倒れ、
3カ月以上の闘病生活を送ったことで、
金銭的な不安が家族に、重くのしかかっていたことを明かしました。
月の医療費は毎月40~50万円ほどかかっていたそうです。
また美勇士さんは「桑名さんはあまりお金を残さず倒れた状態だったので、
明日、明後日ではなく、これ(闘病生活)が何年も続くとなったら、不安で…」と、
複雑な思いがあったことを語りました。
【桑名正博さんの長男・美勇士さん】
ICU(集中治療室」に入れば一泊10万位はしますからね・・・。
それにICUから出ても、桑名さんの場合、おそらく個室だったでしょうから、差額のベッド代などを考えると
そのくらいはかかっていたことでしょう。
それが数ヶ月以上のの入院となるとやはり、家族にとっても複雑な心境であったことは想像もできます。
桑名正博さんの奥様である栄子さんも「お金の工面は年内分くらいしか用意できない。」とこぼしていたとの噂もあります。
一方、ネット上では、そんな高額医療費のためか、
「家族が桑名正博さんの酸素吸入器のチューブを外してしまったのでは?」
との噂がありますが、これはあり得ないと思います。
なぜなら、日本の医療では一度、家族が「延命治療の許可」を出せば、本人が自然に命を落とすまで、
勝手にチューブを外す事は許されていないからです。
だから、桑名さんは、しっかりと延命措置を受けた上で亡くなったといえるでしょう。
さきほども、書きましたが、「延命治療」を頼むか、頼まないかで、
その後の患者さんの、ご家族の生活や金銭的負担は大きく変わっていきます。
しかし、現状では万が一のことが起こったときほど病院側から、
「延命治療をするか否かの」早い判断を求められるので、
できればご本人が元気なうちから家族や周囲と、
将来の自分達の延命治療について話し合っていく必要があるのかもしれないですね。
皆さんは、ご自身、あるいはご家族に万が一のことがあったときの、延命治療を望みますか?
身近な問題なだけに、よく考えておきたいものです。
【桑名正博さんの追悼・御堂筋パレードの動画】