突発性難聴のため、ライブ活動の無期限休止を発表した
エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次さんが14日、
東京・日比谷野外大音楽堂のステージに立ち、
「歌ううちに元気が出てきちゃった」と12曲を熱唱しました。
エレカシの宮本さんのように突発性難聴を患った有名人には歌手「浜崎あゆみ」さんがいます。
浜崎あゆみさんは、2000年6月に左耳に突発性内耳障害を患い、
コンサートツアーを延期したことがあります。
一度ツアーは延期したものの、それからは、通常通り仕事を続けていたのですが、
約7年半後の2008年の1月に、
「左耳はもう完全に機能しておらず、治療の術(すべ)はない」と診断されたそうです。
この深刻な診断結果に、浜崎あゆみさんはショックで頭が真っ白になったと語っています。
しかし、同年4月から「残された右耳がいけるところまで・・・限界まで、歌い続けます」と、
10周年記念のツアーを敢行しました。
↓左耳の機能を失うも、敢行した2008年のツアーの動画(動画は削除されることもありますので早めにご覧ください。)
そして6月末にツアーを無事に終わらせ、浜崎あゆみさんは感極まってステージ上で涙を流しました。
私も当時の浜崎あゆみさんを観ていて(当時から突発性難聴であることは知っていたため)涙が出ました。
突発性難聴はある日、突然、耳鳴りなどが起こり、片耳が聞こえなくなります。
ひどい場合はめまいやふらつき、吐き気を感じることもあります。
原因は今のところ不明ではありますが、ストレスや疲労、ウイルス感染・アレルギーなどが誘発原因とみられています。
他に突発性難聴を患っている(患った)芸能人はこんな方がいます。
演歌歌手の藤あや子さん、俳優の萩原聖人さん、サッカー選手の箕輪義信さん、プロ野球選手の田口壮さん、元プロ野球選手の桑田真澄さんや大村巌さん。
ミュージシャンのフィル・コリンズさんや坂本龍一さん、プリンセス・プリンセスのメンバーだった今野登茂子さん。
歌手の布施明さん、井上順さん、相田翔子さんなどです。
意外にも多いのですね。
突発性難聴は原因も不明の上、経過も予後(病気の結果)もわからない難病です。
浜崎あゆみさんは、完全に左耳が機能しなくなってしまったようで気の毒ですが、
エレカシの宮本さんは無理せず、良くなっていけばいいですね。
難病を抱えながらも頑張っている皆様を応援すると共に、
この病気の治療法や薬が開発されることを願います。