歌手・西城秀樹さん(57)が7日、

トークショーを行った際「60歳になったら歌の世界から去っていこうと思う」と語りました。

「あの病気」が西城秀樹さんの人生観を変えたそうです。

それは「脳梗塞」。

2003年、2011年12月と、2度の脳梗塞で倒れました。

一度目の脳梗塞は、まだ二人目のお子さんが産まれたばかりの時期。

西城秀樹さんはサウナに入っているとき、水分をあまり摂らなかったのが原因で倒れました。

リハビリのあまりの辛さに一時はうつ病も発症しました。

うつ病のため「死を考えた」こともあったと西城さんは語っています。

それでも何とか、厳しいリハビリに耐え、ステージに復活を果たしました。

その後は健康に気を遣い、野菜中心の食生活にしたりと努力して西城秀樹さんだったのですが、

残念なことに、2011年の12月、また突然・・・、

今度は自宅で倒れてしまいました。

病名は再び「脳梗塞。」

それまで健康には気をつけてきたはずなのに、再び西城秀樹さんを襲った「脳梗塞」。

本当に恐ろしい病気ですね・・・。

再びリハビリに耐え、復活。

最近では8月に放送された、

日本テレビの「24時間テレビ」という番組のステージに西城秀樹さんが立ち、

代表曲の「ヤングマン」を生放送で熱唱したのが、記憶に新しいです。

立派に再び表舞台に登場した会場である武道館は大いに湧き上がりました。

私もテレビで観ていて本当に感動しました。

60歳になったら、それを機に新たな挑戦を始めるそうです。

”好きなアート”のほか、

「脳梗塞の闘病とリハビリの経験を活かして、

脳梗塞専用の”用具”や”装備”の開発などにも取り組んでいきたいです。」と語りました。

西城秀樹さんは現在57歳で、還暦まであと2年半です。

会場では「でも、まずは60歳まで生きないとね」と微笑んだそうですが、

本当にその通りだと思います。

2年半はあっという間かもしれませんが、

まずはお体に気をつけて、第二の人生が謳歌できるように

願っています。