舞台や映画などで重厚や主役から、

存在感のある脇役まで演じ長年俳優として活躍てきた大滝秀治さん。

2日に87歳で死去しました。

死因は、肺扁平(へんぺい)上皮がんだそうです。

これはいわゆる「肺がんの一種で、最大の原因は喫煙」だそうです。

この病気は比較的、進行が遅く、転移もしにくい病気のため、比較的安らかな死を迎えられたようです。

文化功労者の大滝さん。

演出家で義理の息子の山下悟さんによると、

今年2月に肺扁平(へんぺい)上皮がんが見つかり、

6月に出演予定だった舞台を降板。

自宅や病院で治療を続けました。

治療の間の大滝さんの様子はどんなものだったのでしょう。

大滝さんは闘病中、枕元には、いつも舞台の台本を置いていたそうです。

また色紙に墨で「また芝居をやりたい」などと書き、復帰への意欲を最後までにじませていました。

 

そして、これが亡くなるまでの数ヶ月の様子です。

●亡くなるまでの数ヶ月間の様子

【2012年3月】
声が出にくい、体がふらつくなどの症状を訴え、都内病院に検査入院

【2012年6月】

めまいなどの症状を訴え、舞台「うしろ姿のしぐれてゆくか」を降板

【2102年7月】
間質性肺炎も併発、その後病状は安定して退院、自宅療養へ

【2012年10月2日】
午後3時17分、肺がんのため東京都内の自宅で死去

 

また大滝さんの奥様はこうコメントしています。

赤塚さんの本を読みながら、赤塚さんの代表作の「バカボン」のセリフ、

「これでいいのだ。」と、よく病床でつぶやいていたとのことです。

 

稀代の名優で、シリアスな役からコミカルな役まで、心に響く「本物の演技」を感じさせた大滝さん。

つい先日、共演した高倉健さんも共演後に泣いていらっしゃいました。

最後の最後まで、他の俳優さんたちに影響を与えた人だったんですね。

最近まで仕事をされていたといいますから、なかなか良い人生だったのではないでしょうか。

大滝さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。