26日、横綱・日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)が
大関・鶴竜(27=井筒部屋)を
寄り切りで下し、初日から14連勝、
27日の千秋楽を待たずして2場所ぶり5度目の優勝をしました。
日馬富士は幕内で133キロと最軽量力士。
優勝は史上5度目。
日馬富士は新横綱の2012年九州場所にて、
9勝6敗に終わり批判を浴びたのですが、
2場所目で横綱としての初優勝を果たし、汚名返上しました。
日馬富士は優勝をつかんだ瞬間、土俵上で31本の懸賞の束(93万円)を握りしめました。
そして、満員の観客に強さを誇示。
NHKの優勝インタビューでは「横綱としての初優勝なのでうれしく思います」と、喜びのコメントを述べました。
日馬富士のプロフィール
モンゴル国ウランバートル市出身、伊勢ヶ濱部屋所属。第70代横綱。
- 四股名:日馬富士 公平(はるまふじ こうへい)
- 本名:ダワーニャム・ビャンバドルジ
- 旧四股名:安馬(あま)
- 伊勢ヶ濱部屋(旧・安治川部屋)所属
- 趣味 絵画
ところで、日馬富士のプライベートについてですが、
2010年9月にモンゴル出身で日本に留学中だった女子大生・バトトール夫人と婚約を発表。
しかもこのとき既に第1子を妊娠しており、いわゆる「できちゃった結婚」ですね。
モンゴルでは「でき婚」は普通にある事だそうです。
出会いのきっかけはわかりませんが、
現在では2人の娘さんがいらっしゃるそうです。
もしかしたら奥さんや娘さんの存在が今回の汚名返上への力の源になったのかもしれませんね!
日馬富士は引退後について、モンゴル人の女性と結婚した事で、いずれ母国へ帰国するという事が有力視されてきました。
しかし、「今は、モンゴルに帰るか、日本に残って親方になるのかは考え中です。」とのこと。
それに対し、日馬富士の奥様も「主人の言うとおりに従っていきます。」とのこと。
心強いですね。
27日の千秋楽には日馬富士と白鵬との一騎打ち戦があります。
日馬富士の優勝はすでに決まっていますが、同じモンゴル人横綱同士のプライドを掛けた一戦、
どんなあついぶつかり合いをみせてくれるのかが、楽しみです。
【日馬富士ー平成25年1月場所十四日目鶴竜戦】