肺炎の兆候がみられるとして、現在入院し、

療養中の歌舞伎俳優の市川團十郎(66)さん。

団十郎さんが主演予定だった、東京・ル テアトル銀座3月公演

『オセロー』を休演することが決定しました。

『オセロー』では長男の海老蔵との共演もあった舞台であったから、

ご本人は演じたかったそうですが、悔しいでしょうね。

【市川海老蔵さん】

団十郎さんは、今回の舞台について

「オセロー役は私にとりまして念願の役であり、

初の翻訳劇出演ということで楽しみにしておりましたので、本当に残念です」とコメントを発表しました。

『オセロー』に替わり、代役として長男の市川海老蔵(35)を中心とした『ル テアトル銀座 三月花形歌舞伎』を上演するそうです。

団十郎さんは、今後は4月開場の東京・歌舞伎座のこけら落とし公演に向けて治療に専念するそうです。

ちなみに、団十郎さんは2008年に白血病を患い、克服しました。

しかし、医師の話ですと、一度でも白血病を患った人は、通常の人より抵抗力や免疫力が弱くなってしまうそうです。

今回、団十郎さんは肺炎を患われてしまったようですが、それに打ち勝てるか心配になってしまいます。

ちなみに長男である海老蔵さんもコメントを発表し、

「一日も早い回復を願ってやみません。

オセローは父が本当に勤めたかった役ですし、ともに舞台に立てるのを楽しみにしておりましたので、残念です」とのことです。

 

何とか団十郎さんが回復し、4月の歌舞伎座のこけら落としに出演できることを祈っています。