最近「ペニーオークション」というのが話題になっています。

これはネットオークションの一種で、先日詐欺容疑で運営会社から逮捕者が出ました。

詐欺容疑で逮捕されたのは、大阪市のネット関連会社役員が運営していたのは「ワールドオークション」。

 

ではペニーオークションというのはいったい何なのでしょうか?

仕組みはどうなっているのでしょうか?

ペニーオークションというのは普通のネットオークションと違い、

入札をするたびに、1回数十円の入札手数料が必要なタイプのサービスです。

運営者が出品したアイテムの安さに惹かれ、

「手数料くらいはらってもいいや」と、始めてしまう人が少なくありません。

しかし何度も入札して、手数料を何万円も支払っても落札できずに終り、

入札料も返還されないので、大損してしまうケースが多いのです。

これが詐欺として摘発されたんですね。

「ペニーオークション」は「詐欺オークション」と言われています。

 

最近になって、タレントのほしのあきさんや、ピースの綾部さん、熊田曜子さんが

ペニーオークションの宣伝をするかのように、

落札してもいない商品を落札したと偽りの記事をブログに書いたことが問題となりました。

 

ほしのあきさんは、ほしのさんは2年前、ペニーオークションサイトで

「空気清浄機を1080円で落札しました!」などと紹介していたが、

実際には「友人より依頼を受け」、落札せずに現物を受け取っていたそうです。

 

それについてほしのあきさんは「軽率な行動でした。深く反省しています」と謝罪。

ピース綾部さんは、「知り合いに頼まれ断りきれませんでした。軽率でした」とコメントました。

 

ピースの綾部さんは、約2年前、ブログに

「初めてペニーオークションで電化製品を買いました。超安く買えてラッキーです」などと書き込みました。

書き込んだ謝礼として5万円を受け取ったそうです。

 

ペニーオークションは“オークション”というシステムではありますが、

入札のたびにお金が必要で「もうすぐ落札できる」とのめりこんでしまう依存性は、ギャンブルに似たところがあります。

消費者庁や国民生活センターが警鐘を鳴らしていますが、

「激安で出品している」「格安で落札される」という宣伝文句に踊らされることないよう気をつけたいですね。