日曜日の23日、大阪の研修施設で開かれた第2回政策討論会。新党「日本維新の会」に合流する
国会議員、そして党の代表であり大阪市長でもある橋下徹ら維新幹部、有識者ら計17人が議論を交わした。
その際、話題にあがったのが、先日、橋下市長が発言した「竹島は日韓での共同管理にすればいい」について。
この竹島の共同管理発言に対して、内外から火の手が上がった。
ある維新大阪府議は「国家の根源的なものが領土であるということが分かっていないのか。
弁護士的な感覚で言ったのかもしれないけど、信じられない」。
別の府議は「(橋下は)国家観がないと言われてきたけど、
ホンマになかったのか」と吐き捨てた。
また、ツイッターにおいても橋下氏への発言に対して「(領土を)取り戻す気はないのですか?」「見損ないました」と、
批判の声が殺到したが、これに対して橋下氏は「ではどうやって解決しますか?」と切りかえしている。
新党発足後、まだまもないのに発生している内外からの騒動。
落ち着きを取り戻さなくては、国民からの信頼も損ない、衆議院選にも影響してくるのではないのだろうか?
フジテレビ系番組「新報道2001」が20日に行った世論調査では、
首都圏での日本維新の会の支持率は、4・8%にとどまり、わずか1週間前の調査からほぼ半減した。
竹島問題についての取り組みも大事だが、まずは発足したばかりの党の足元を固めてほしい。