2012年秋の褒章受章者に歌手の由紀さおりさんが選ばれました。

由紀さおりさんは、米国のジャズオーケストラ

「ピンク・マルティーニ」とのコラボアルバム「1969」が、

世界22カ国でCD発売、51カ国で配信され、日本のみならず世界各国でヒットしました。

アメリカのネット配信のジャズ部門で1位にランクされたこともあります。

由紀さおりさんは、ニューヨークなど米国各地やロンドンで公演を行い、日本の歌謡曲を世界に広めてきました。

そうした功績が今回紫綬褒章として認められる形となったんでしょうね。

 

10月31日に東京・渋谷のオーチャードホールで、行われた公演では、

紅白歌合戦2012への出場に意欲をみせたそうです。

 

そもそも行きさおりさんのアルバム「1969」がヒットした理由・きっかけとは何だったのでしょう。

それは、ある「偶然」によるものです。

 

アメリカのPink Martini(ピンク マルティーニ)とうジャズ・グループが、

由紀さおりさんとコラボして、世界中でヒットした「1969」で由紀さおりと生み出したのですが、

Pink Martini(ピンク マルティーニ)が由紀さおりさんを知ったきっかけがあるのです。

 

それはPink Martini(ピンク マルティーニ)のリーダーであるトーマスという人が

アメリカの中古CDショップに訪れた際、

「偶然に」由紀さおりさんのレコードに目に止まりました。

そのレコード・「夜明けのスキャット」の”ジャケット”が、トーマスさんは気に入ったらしく、

レコードを購入したんだそうです。

 

そして、トーマスさんが由紀さんの曲を聴いてみると、

その「透明感のある美しい歌声」に大変感動したそうです。
それから、いくつかの経緯を経て、コラボの実現となり、世界中のヒットへと導かれました。

 

人生って何が起こるかわからないですね。

 

ところで、由紀さおりさんと検索すると「結婚」と出てくるのですが、

由紀さおりさんは結婚されているのでしょうか?

調べてみると、

2度の結婚暦があるようです。

音楽ディレクターと69年に20歳で結婚。その後別居を経て
15年後に離婚。

再婚相手は、柴冨哲也さんという方だったのですが、2008の
12 月に由紀さおりさんと柴冨哲也さんは、離婚されました。

 

それはともかくとして、日本の曲を世界に広めてくれた由紀さおりさんの功績は大きいし、

紫綬褒章という形で認められて良かったと思います。

今後も日本の音楽業界が盛り上がっていってくれたらと願っています。