8月に舞台からの転落事故で右手首骨折などの大ケガを負った

歌舞伎俳優の市川染五郎(39)が17日、事故後初となる会見を開きました。

11日には(染五郎さんの)父・松本幸四郎さんが、

「落下直後は周囲は血まみれで一時は最悪の事態を覚悟しました。

しかし、(息子は)奇跡的な回復を しています。近々会見も行われるでしょう」と語っていましたが、そのすぐ後に、

今回の会見となったわけです。

そこでは、順調な回復ぶりと元気な姿を見せ、来年(2013年)2月に舞台復帰することを発表しました。

私も会見を観ましたが、市川染五郎さんは舞台に穴を開けてしまったことを、周囲に心配をかけてしまったことを詫び、

終始、低姿勢でありました。

驚いたのは会見冒頭での発言。

「私の基本的なミスで、多くの方々に御迷惑をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます」と陳謝したことです。

(市川染五郎さん自身)不本意な事故であったにもかかわらず、

「私の基本的なミスで・・・」とは、なんと謙虚な方なんだろう・・・と感心してしまいました。

続けて、「順調に回復してきております。再び役者として仕事できることを許していただいた。

それに向かってリハビリして、仕事できる体を作っていくことがやるべきことと思っています」と語りました。

 

また、会見が始まる前には、市川染五郎さんの気遣いから、訪れた報道陣全員、一人ひとりに「シャンパン」が配布されました。

配られたシャンパンは「フランス産」だそうです。(詳しい銘柄は発表されていません。ごめんなさい。)

そんな染五郎さんの気遣いもあってか、会見は終始和やかな雰囲気で行われたそうです。(フジテレビの報道の方より)

 

市川染五郎さんは、

「現在はリハビリをしている段階で日常生活には支障がないものの、仕事の完全復帰にはもう少しかかります。」と話しました。

市川染五郎さんの会見では、当初、舞台で初共演する予定だった、

美瑠ちゃんに対して、「申し訳ない気持ちでいっぱいだが、復活することで子どもには表現したい」と語り、

父・松本幸四郎さんに対しては「想像以上に心配をかけたと思っている」と語りました。

一時は、仕事ができないストレスからか、
自身のブログでこんな不安げなコメントも綴っていました。《染五郎さんのブログより転載》

ずいぶん辛い日々を過ごされていたようですね・・・。

 

容態については、市川染五郎さんは現在もリハビリを続けている最中とのことで、「後遺症が出ることはない」と報告。

右手首には黒のサポーターを巻き、現状は「プレートを入れている状態」だそうです。

痛みに関しては「ほとんどなくなり、ろっ骨の方も非常になくなってきて、回復に向かっていると実感しています」と、

驚異的な回復ぶりをアピールしました。

「あと1ヶ月くらいで、体の方は治るという目処が立ってきている。そこからがスタートだと思っている」とも語りました。

 

舞台復帰は2013年2月ですが、その舞台復帰を前に、12月からNHKのBS時代劇ドラマで仕事復帰することも決定。

ちなみに市川染五郎さんの本名は「藤間照薫」さんだそうです。

 

会見では、応援してくれているファンや家族への強い思いがあったのか、

復帰への意気込みを語った市川染五郎さん。

後遺症が心配だったけれど、大丈夫そうですね。

来年(2013年)の舞台復帰、順調に行きますように。

これからは、安全面もしっかりとしないといけないですね。