ビジネスの名著「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者である
ロバート・キヨサキ氏の経営する会社が
破産(倒産)したことが判明しました。
ロバートキヨサキ氏は、海外セレブから絶大な支持を集めており、
俳優のウィル・スミス氏は息子に書籍を読むようにすすめ、
司会者として有名なオプラ・ウィンフリー氏は自らのショーで書籍を推奨しています。
↓【ロバートキヨサキ氏の著書「金持ち父さん 貧乏父さん」】
倒産した会社の名前は「リッチ ダッド カンパニー」(金持ち父さん社)。←今となっては皮肉な名前ですね。
倒産の理由は、ロバートキヨサキ氏の会社のプロモーションに関わった会社が、
キヨサキ氏の会社である「リッチ・グローバルLLC」を相手取り、
報酬の一部である、18億円の支払いを命じる訴えを起こしたところからはじまります。
ところが、会社にはお金がありませんでした。
そして支払いが滞ったことにより、「リッチ ダッド カンパニー」は倒産しました。
ここで疑問になるのは、ロバートキヨサキ氏も貧乏父さんになってしまうのか?
ということですが・・・。
今回倒産した「リッチ・ダッド・カンパニー」(金持ち父さん社)のCEOマイク・サリヴァン氏は、
「キヨサキ氏個人の資産は会社にはなく、またグループから金を持ち出すことはできません。
だから18億円払うように言われても、どうすることもできないのです。」と語りました。
つまり今回の破産騒動で、ロバートキヨサキ氏が個人的な資産の痛手を負う事は一切なく、
自身が貧乏父さんに転落することはないのです。
ロバートキヨサキ氏は、自分の資産はしっかり守っておきながら、
グループの一会社の借入金や支払いを踏み倒す、いわゆる「計画倒産」だったという可能性も・・・なきにしもあらずです。
ロバートキヨサキ氏は経営やお金・投資のプロですから、そう簡単に会社を倒産させてしまうような人ではないと思います。
それに、今回は、訴えた側の会社が、「ロバートキヨサキ氏の会社だけ」を訴えたため、
本当なら「ロバートキヨサキ氏個人」も訴えれば良かったのでしょうが、
結果、報酬を取りっぱぐれてしまったのです。
ちなみにロバートキヨサキ氏は自身の著作によると、これまでにキヨサキ氏は過去2度も倒産を経験しているそうです。
今回で3度目ですよ。
きっと、経営者になれる資質のある人って,
会社が何度倒産しても経営者として復活できるものを持ち合わせている人なのかもしれません。
今後、何回倒産していくんでしょうか・・・。
それにしても、ロバートキヨサキ氏の会社お債権者や取引会社は気の毒でしたね・・・。
しかしロバートキヨサキ氏は、ビジネスの名著といわれる書籍の著者であり、
世界中でセミナーを開催し講演会を開くような有名人です。
「金持ちになるノウハウ」を教えるような立場の人なのだから
今回は個人的にでも、速やかに報酬の支払いを済ませる方が
キヨサキ氏のイメージを守ったり、今後の活動のためにも
良いと思いますが。